第二回調停
久しぶりの外出。
無理をおしての外出だけど、負けるわけにはいかない。
元夫は、私の名義のマンションに住む権利がないなら、仕方ないからマンションは出て行くとのことだった。
「そのかわり」
やっぱり、予想通りの言葉が続いた。
「元旦那様は、そのかわり、息子さんの親権は絶対に渡さないとのことです」
やっぱりね。
私が死ねばマンションが自動的に息子に相続される。
貯金や保険金も息子が受け取ることになる。
そのとき、その息子の親権があれば。
すべては結局自分の思いのままになる。
ほくそ笑む旦那の顔が目に見える。
悔しい。悔しい。悔しい。
でも、今日はそれよりももっともっと悔しいことがある。
今回から、調停委員さん2人のほかに新たに加わった「調査員」という存在が、私を見て冷ややかに言ったのだ。
「いつ頃まで生きていられるご予定なんです?だいたいお医者様から言われてません?たとえば…余命とか。」
「収入もないんでしょ?どうするつもりなんですか?」
「鬱病治ったって言ってますけど、今ひょっとしてカウンセリングとか受けてるんじゃないんですか?薬もらったりとか」
「具合悪くなって何回も入退院繰り返してるみたいですけど、子育てできませんよねそんなんじゃ」
「もし死んだら、誰が息子さんの面倒見ることになるんですか?」
「元旦那さんの話では、今日も入院してるなか外出で来られてるそうですけど…いつまで入院してるんですか」
…次々と浴びせられる冷ややかで心の通わない言葉に、元夫の姿が重なる。
めまいがして、吐きそうになった。
圧倒的に私は、最初から不利だというのはわかってたけど。
どうやら最悪の調査員さんが、ついてしまったようだ。
ねえ神様。
そこにいるんでしょう?
出てきなさいよ。
私がいったい何をしたっていうの。
どうして、こんなにもひどいことしか、私には残っていないの。
答えて。
まともな答えがないなら、殺してやるから。
ほら、さっさと出てきなさいよ。
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無理をおしての外出だけど、負けるわけにはいかない。
元夫は、私の名義のマンションに住む権利がないなら、仕方ないからマンションは出て行くとのことだった。
「そのかわり」
やっぱり、予想通りの言葉が続いた。
「元旦那様は、そのかわり、息子さんの親権は絶対に渡さないとのことです」
やっぱりね。
私が死ねばマンションが自動的に息子に相続される。
貯金や保険金も息子が受け取ることになる。
そのとき、その息子の親権があれば。
すべては結局自分の思いのままになる。
ほくそ笑む旦那の顔が目に見える。
悔しい。悔しい。悔しい。
でも、今日はそれよりももっともっと悔しいことがある。
今回から、調停委員さん2人のほかに新たに加わった「調査員」という存在が、私を見て冷ややかに言ったのだ。
「いつ頃まで生きていられるご予定なんです?だいたいお医者様から言われてません?たとえば…余命とか。」
「収入もないんでしょ?どうするつもりなんですか?」
「鬱病治ったって言ってますけど、今ひょっとしてカウンセリングとか受けてるんじゃないんですか?薬もらったりとか」
「具合悪くなって何回も入退院繰り返してるみたいですけど、子育てできませんよねそんなんじゃ」
「もし死んだら、誰が息子さんの面倒見ることになるんですか?」
「元旦那さんの話では、今日も入院してるなか外出で来られてるそうですけど…いつまで入院してるんですか」
…次々と浴びせられる冷ややかで心の通わない言葉に、元夫の姿が重なる。
めまいがして、吐きそうになった。
圧倒的に私は、最初から不利だというのはわかってたけど。
どうやら最悪の調査員さんが、ついてしまったようだ。
ねえ神様。
そこにいるんでしょう?
出てきなさいよ。
私がいったい何をしたっていうの。
どうして、こんなにもひどいことしか、私には残っていないの。
答えて。
まともな答えがないなら、殺してやるから。
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